2024.8.13
天気は朝から雨。カッパを着て出発。
ホテルルートインは入り口に屋根があるので、バイクもほぼ雨に濡れずにすみました。
バイクは私のほかに3台いたのですが、入り口横の一番雨に濡れない部分には左右1台ずつしか停められないので、早めに到着しておいてよかったです。
この日は1日雨予報。
本当ならいろいろと道の駅に行く計画でしたが、予定を大幅に変更。大館から龍飛崎までの大移動だったので、移動優先にして、最低限の道の駅だけ寄ることにしました。「道の駅津軽白神」も考えていましたが、予定が結構カツカツだったし、無理はしないことにしました。
雨だとどうしても途中寄り道する気にならなくて。カッパなどの脱ぎ着に時間を取られるし、ヘルメットの置き場に困るし。雨の日のツーリングはいろいろと大変。
しかも出発早々、うっかりミス。
ホテルの目の前を通る県道2号から、R7に曲がる予定だったのだけど、なぜか交差点に気が付かずそのまま直進。なんかおかしいな~と思った時には、十和田湖へと続く樹海ラインをしばらく進んでからでした。
慌ててUターンしてR7へ。雨はほぼ止んでいましたが、矢立峠に向かい登っていくとまた雨足が強くなってきました。
「やたて峠」を通り過ぎ、青森県突入。
「いかりがせき」「ひろさき」を通過する頃にはすっかり雨は止み、ところどころ青空も見えていました。
R7からR339にはいり、そのままノンストップで「つるた」へ。
つるた

2018年にリニューアルしてから初訪問。
ここはスチューベンというブドウが特産品で、サイダー、麩菓子、チョコサンドクッキーなど、スチューベンを使った商品が豊富。オリジナル商品もありました。



スチューベン大福。道の駅オリジナル部門人気No. 1の商品。薄紫色をした大福の皮で、ブドウあんが包まれていました。あんには、鶴田産のスチューベン果汁が使われているそうです。これはおいしかった!

スチューベンのジュースは大小さまざまなサイズがあり、私は持ち運びに向いてそうなパックのものを購入。
直売所隣には、イートインコーナーと、パン売り場が入る建物があります。イートイン兼休憩スペースは、席数があり広々としていました。

名物は巨大サイズのびっくりパン。大きさが普通のパンの4倍くらいあります。

あんぱんが人気だそうで、他にも惣菜系や菓子パンなど、いろいろな種類がありました。バーガー系もコッペパンサンド系も、とにかく規格外の大きさ。パン以外に、バケツ豆腐や超ジャンボサイズのシュークリームもありました。

入り口近くでは、軽食も販売。スチューベンビーフカレーも食べたかったですが、このあと食べる予定のものがあったのでジュースだけにしておきました。
直売所にはメロンとスイカがずらりと並んでいました。秋になると、スチューベンが山積みになるんだとか。
道の駅を出発する頃には気温も上がってきて、この先はカッパはいらなさそうな雰囲気。カッパは脱いでバッグにイン。
次の道の駅は、少し標高の高い場所にある十三湖高原。
十三湖高原

十三湖を眺める高原エリアにあります。
道の駅施設には、直売所とレストランが入っています。

十三湖の特産は大和しじみで、直売所では生のしじみが販売されていました。

生ものは買えないので、しじみラーメンと、しじみの味噌汁、潮汁を購入。

しじみエキス入りの栄養ドリンクもあって、1番エキス分の強いシジミエキス50%+ウコン入りの「貝活源L」を飲んでみました。疲れている時は、めっちゃ効くらしい。あと味にシジミがやってきます。
売店ではほかにもしじみの佃煮などのしじみ商品や、地元銘菓なども販売していました。

ここで食べようと思っていたのは、レストラン人気No.1のしじみラーメン。2011年にきた時にも食べていて、食べるのは2回目。周りを見ると、ほとんどの人がしじみラーメンを注文していました。ラーメンにプラスして、地元では、しじみ汁も注文。しじみ汁は塩味が主流なんだそう。

しじみカレーパンも買ってみました。私はレストラン横のテイクアウトコーナーで買ったのですが、レストランでも注文できるようでした。
本当は、市浦牛という、旧市浦村地区で育ったブランド牛のステーキも食べてみたかった。ただ今回はしじみラーメンと決めていたので、次回の宿題ですね。

売店の一角では、十三湖のしじみについての展示もあります。


道の駅建物左手には展望台があったので、上まで登ってみることに。

十三湖ビューを楽しめました!晴れていれば岩木山も見えるそうですが、この日は雲で隠れていました。
道の駅建物右側にはシジミの加工場があって、シジミの選別や加工を行っているそうです。
ちょうど駅長さんが作業をしていて「今何の作業をしているのですか?」と尋ねたら、いろいろ教えてもらえました。
シジミの砂抜き後に選別を手作業でやるそうで、ちょうどその作業中でした。選別を手作業するのは、死んだ貝や中身が空の貝は機械ではわからないからだそう。中身が空のシジミは音で分かるそうで、殻と殻がぶつかると軽い音がするそうです。私も聞かせてもらったけど、違いがほとんどわからなかった。手作業での選別が終わってから、そのあと金属探知機にかけるのだとか。真空パックのシジミなど、ここで加工したものを道の駅で販売しているそうです。
十三湖高原を出発し、R339を北上。
20分ほど走ると、次の道の駅こまどりに到着しました。
こどまり

折腰内海水浴場の目の前にある道の駅。
道の駅施設内は、1階が売店、2階がレストランになっています。


メバルが特産品で、売店には煮付けや缶詰、おかきなど、さまざまなメバル商品がありました。

レストランに上がる階段横にある看板に生ウニの文字を発見。私はウニが大大大好物なので、コレは絶対食べなきゃ!といそレストランへ。

メニューに「生うに海峡メバル丼」があったので即決。せっかくなら、メバルも食べたいので一石二鳥でした!

メバル膳も、ものすごく気になるのだけどなー。次回はお腹空かせてきて、絶対にメバル膳を食べよう。

1階の奥にはいけすがあって、マツカワガレイが泳いでいました。レジで餌が売っていて、エサヤリもできるそうです。小泊港内で、マツカワガレイの養殖試験が行われているそうです。マツカワといえば、知る人ぞ知る高級魚。
道の駅こどまりの先は、この日のメインイベント「竜泊ライン」。
「サイコー!!」とウキウキ気分で走っていたのも束の間、標高が上がったあたりから濃霧に。
道の駅十三湖高原で駅長さんと話していた時に「竜泊ラインは霧になることが多いから運転気をつけてね」と言われたけど、まさにその通りになりました。
展望どころじゃなく、むしろ先がほとんど見えない視界不良。ラインもわからず心配だったので、先行する車にくっついて走りました。

濃霧を抜け、竜泊ラインの終点の龍飛崎に行く前に、この日最後の目的地の道の駅みんまやに立ち寄りました。
みんまや

龍飛崎手前にある道の駅。青函トンネル記念館が併設しています。

龍飛崎なんて、次またいつ来れるかわからないから、今回は坑道探検を絶対にやりたいと思っていました。

チケットは記念館と体験坑道のセット券を購入。
最終1便前の15時40分発のケーブルカーに乗れました。体験坑道の所要時間は約40分。チケット購入したらすぐに発車時刻だったのでタイミングが良かったです。


体験坑道まではケーブルカーに乗って地下に降りていきますが、かなり深い!
係の人に案内されながら坑道を見学しましたが、かなり面白かったです。


坑道内は結構広く、青函トンネルができるまでのパネルや人形の展示、実際に使った機械などがあって勉強になりました。

時間があまりなかったので、記念館はサクッと見学。
小さいですが売店と、レストランもありました。

ホテルにチェックインする前に、ほんの少しだけ龍飛崎に寄りました。


なんだか1人でスイッチ押すのが恥ずかしくて、押せませんでした。でも誰かしらが押すので、常に曲が流れています。
この日の宿は、龍飛崎すぐそばにある「龍飛崎温泉 ホテル竜飛」さん。


魚介類がふんだんに使われた豪華な夕食と温泉を楽しみました!
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