2024.8.10
お盆休みの渋滞に巻き込まれないようにと、日の出前に出発したけれど、出発早々、首都高で分岐を間違え遠回りして時間をロス。うっかりにもほどがあります。
巻き返すように東北道をほぼ無休憩で、一気に福島までバイクを走らせました。
おかげで大きな渋滞にはまらずに福島まで行くことができました。
福島大笹生インターで降りて、「道の駅ふくしま」でひと休み。
直売所の開店まで1時間ほどありましたがエントランススペースにある休憩所は利用することができたので、少し休むことができました。
ふくしま
訪問時の8月はちょうど桃のシーズンで、桃がズラリと並んでいました!この道の駅は年間を通して旬のフルーツが並ぶところが良いところ。さすが、フルーツ王国福島!
店頭でも桃の直売をやっており、開店直後だというのに、多くの人が桃を買いに訪れていました。
みなさん箱買いをされていて、あっという間に、桃の箱の山がなくなっていきました。
福島の知人におすすめされた「あかつき」と言う品種の桃を買いたかったのですが、(福島といえばあかつきらしい)残念ながらこの日は並んでおらず。
代わりに、食べたことのない品種の「まどか」があったので、そちらを購入。
帰り際、スタッフさんに訊ねたら「昨日まではあったけど、もうあかつきはシーズンが終わりなので無くなっちゃったのかも。もしかしたら、これから農家さんが納品にくるかも…?」と言われました。
梨も少し出始めており、美味しそうな桃と梨を目の前に、買わない選択肢は無いってことで、1つずつ購入。旅の初日、しかも1駅目なのに!
梨は大好物なので、食べたい欲求に抗えなかった(汗)
さすがに旅の間ずっと持ち歩くわけにはいかないので、ホテルで冷やして食べることにしました。
桃が傷まないようにタオルで包み、他のものにぶつからないよう気をつけてバッグにIN。
道の駅オリジナル商品も揃っています。
道の駅名物「雪うさぎ」。中に生クリームの入った大福です。
道の駅を出発して、R13で米沢へと向かいましたが、
道自体は交通量はほとんどなく、山間を走るルートで快適でした。
だけどだんだんと陽が高くなってきて、気温も上がってくるし、極度の睡魔が襲ってきて、山形県に入ったところあたりから眠気との戦いで。
道路端に止めて仮眠をとるわけにもいかないし、早く道の駅に到着したいと必死の思いでした。
やはり1時間睡眠はキツかった…
米沢市街地に入ったところで、少し道に迷ったりもしたけれどなんとか無事に「道の駅米沢」に到着しました。
米沢
米沢は人気の道の駅のひとつ。
売店、フードコート、レストラン、観光案内所がひとつの建物に入っていて、コンビニも併設しています。
売店には、地元産の果物や農産物が揃い、地酒とワインの品揃えも超充実!
山形県内の酒蔵の酒が大集合していますが、ここまで品揃えが豊富な道の駅は他にはないです。
日本酒好きなので、見ているだけでも楽しめます。
土産品や地場特産品も豊富で、土産品を買うには困らないです。米沢牛を使った手作りの弁当や惣菜もたくさん並んでいます。
山形牛の商品では、ジャーキーやカルパス、しぐれ煮、生肉もありました。
フードコートには、米沢牛を手軽に食べられるどんぶり屋、米沢ラーメンを味わえるラーメン店、十割蕎麦が食べられる蕎麦店と3店舗プラス、テイクアウトでジェラート&軽食の店があって、買い物に加え、ご当地グルメを満喫できるとくれば、人気が出るのも納得です。
今回の旅で、ここで私が絶対に食べようと決めていたのがレストラン「牛毘亭」で米沢牛を食べること!以前訪れた時はフードコートのどんぶり屋でいただいたので、今回は贅沢しようと決めていました。
落ち着いた雰囲気のレストランでしたが、カウンター席もあるので、1人でも入りやすいと思います。
注文したのは「米沢牛ステーキ3種盛りランチ」6200円。
ランプ、イチボ、その日オススメの1種の盛り合わせになっていて(この日は肩三角)、前菜、サラダ、スープ、デザートもセットになっています。
特選ステーキでヒレを…とも考えましたが、さすがに予算オーバーだったので、悩んだ末にコスパ良く、いろいろ食べられてお得なランチセットに決めました。
周りのお客さんも、3種盛りを頼んでいる人が多かったです。
米沢牛の刺身やユッケ寿司も食べたかったけど、今回はステーキと決めていたのでまた次回だなぁ。
デザートにはジェラート。
デラウエアのラムレーズンを初めて食べたけど、ふっくらやわやかく、ブドウの風味が豊かでとてもおいしかったです。
食事をし終え、時刻は13時過ぎ。さらに気温が上がってきました。とにかく暑かった!
次の道の駅は「川のみなと長井」。7年ぶりの訪問です。
川のみなと長井
地域特産物販売コーナーとカフェ食堂からなる道の駅。
特産物販売コーナーには、農産物や特産品、お土産品が並んでいます。
「馬のかみしめ」が特産品。馬のかみしめは、長井市の伝統野菜の枝豆で、山形の在来豆です。
ご当地パンの「ロールパン」があったので購入。長井市のソウルフードなんだそう。中のクリームはバタークリームなのとパン生地で巻いてあるので、食べ応えがありました。
地酒コーナーでは「磐城壽」を発見!震災後、浪江から移った蔵はここだったんだと思わずテンションが上がってしまいました。
店内に売上ランキングが張り出されていると、お土産選びの参考になるので便利ですね。
ソフトクリームはカフェ食堂で販売。
以前は混ざっているタイプだったけど、馬のかみしめのずんだがトッピングされたタイプに変わっていました。
カフェ食堂のオススメメニューはこんな感じ。
1日目ラストの道の駅は、「白鷹ヤナ公園」
白鷹ヤナ公園
道の駅には売店とヤナ茶屋、鮎の串焼きの売店の3つの施設があります。
横に最上川が流れていて、ヤナ場がある道の駅です。
最上川といえば、鮎。
売店で人気No.1が鮎の甘露煮、No.2があゆチップスなんだそう。
ちなみに3位はアケビ最中だそうです。
鮎の塩焼きと豆腐田楽。塩焼きは臭みがなく、身がふわふわで美味!
豆腐田楽の香ばしく焼かれた味噌だれがおいしかったです。
鮎茶屋では鮎の塩焼き定食が1番人気みたいです。
食事処の「あゆ茶屋」では、鮎の塩焼きと田楽、甘露煮などを1度に味わえる「あゆ定食」が1番人気だそうです。ほかにも、こあゆの唐揚げやあゆせんべいなど、いろいろなあゆ料理を楽しめます。
道の駅を満喫していると時刻は16時過ぎに。
この日の宿泊地は山形市だったので、R348を走って向かいましたが、途中で土砂降りの雨に降られ。
普通の人ならカッパを着るところなんだろうけど、黒い雲の先は晴れてそうだし、暑いから走っているうちに乾くだろうと、カッパを着るのが面倒で雨雲地帯をそのまま走り抜けました。
結構面倒くさがりなんです、ワタシ。
思った通り、ホテルに着く頃にはほとんど乾いていました!
山に囲まれ、田んぼが広がる山形の風景。
私の大好きな景色です。
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